☆.*My美学のすすめ☆.:*・★美意識を持ち世界を味わう:*・☆.。:*☆

感性こそ自分の最高のセンサーであり、最強の武器。その感性を磨くこと、曇らせないこと、大切に育むこと。感度を上げられるような?言葉を徒然なるままに…

夢を持つことは実は必須でも必要でもない。

いつの頃からだろうか?

私には【夢】がなくなった。

こんな風になったら良いなぁ〜と思い浮かぶ映像はある。
仕事とかプライベートとか社会とか世界とかいろんなことで。
(ちなみに仕事とプライベートをわけるって違和感だなと思ってる。わけたくない。)

でもあなたの夢は?
と聞かれると
さぁ?
となる。笑笑

夢は持つもの。
夢はあった方が人生がキラキラする的な?風潮が世の中にはあるのだけれど、私は夢なんてなくて良いんじゃないかなって思うようになった。

私にはバレリーナになりたいという【夢】があった。
そのために上京もした。
でも怪我ばかりしてちっとも上手くいかなかった。
右半身が動かなくなり、これはもうどう足掻いても私はバレリーナにはなれないのだと絶望した。

それからだと思う。
夢を持たなくなったのは…

元気になってしばらくして、何か新しい夢や目標を持とう!と思った。

好奇心がちょろっとでも沸けばなんでもしてみたし、わりとどこにでも出かけてみた。
その度に学びも気づきも出会いもあり、それなりに収穫はあるものの、これが私の夢だ‼︎などと思えるものには出会えなかった。

努力が足りない!とか行動が足りない!とか自分を責めてみたり、ゆっくり見つければ良い、ナンクルナイサー✨と励ましてみたり色々してはみたものの、夢を探す旅は非常に難航してそのうち袋小路に入り、気がつけば「あれ?ワタシワダレり、ココハドコ?」状態になった。

夢のない自分に価値も希望も見出せず、SNSなんかでキラキラとしている(ように見える)人を見ては、素敵だな、いいな、なんで私はこんなんなんだ!と見事に負のスパイラルに飲み込まれ、さりとて人に甘えたり頼るのが壮絶苦手な私は弱いところを見せるのも何やら恐ろしく感じられて1人鬱々、悶々、もだもだしながらも時々綺麗なものを見たり美味しいごはんを食べたり素敵なお洋服に身を包むことでなんとかバランスを保って来た。(ような気がする。)


そう、今思えばあの頃の私は鬱だったのだろうなと思う。
気力もなく、人に会うのも嫌で、体調もずっと悪いし気分上がらないし、むくむし冷えるし太るし、笑
でも人に会えば無理やりにでもテンションを上げ笑ってた。
そして反動で一気に落ちる。
急に涙出たりとかさ…へへ。

それもこれも夢とか目標とか普通は〜とか社会人として〜とか諸々の得体の知れない【何か】に追われて(いるような気がして)何に向かってるのかもよくわからないままもがいて何か得たような気になったりしてた。

しかし、今ならわかるけど私は確実に【自分】を失っていたのだと思う。
自分にはなんの価値もないのだと(そう思ってしまった)気づいたときの衝撃といったら、モーゼが海を二つに割ったのを見た人と同じくらいの?衝撃で、もうダイオウイカも生息出来ないくらいの深海のそのまた深海にまで沈んで行ったような感じ。(伝わるかな(●´ω`●))

でも、あることをきっかけに私は【自分を好きになってあげたいなぁ】と思うようになり、ようやくようやく得体の知れない夢だのなんだのでなく、そこに確かに存在する【自分】にフォーカスし始めた。

それは長く思っていたより険しい苦しい道のりだった。。。涙、涙…

たくさん泣いた。涙
たくさんブレた。笑

そして、自分を好きだと思えた瞬間が訪れたとき、私はなんともいえない深い感動を覚えたのだ。
自尊心を持つとは、自己肯定出来るとはこんなにも暖かくて安心して安定するのかと…
生きてきてくれてありがとうって思った。

あのときの感覚はたぶん言葉には仕切れないと思う。


夢の話しから随分逸れたような気がするけど…

私は【夢】を持ったりそれを叶えることよりも、
【自分】でいられることの方がよっぽど大切なのだと思ったのだ。

別に夢に向かって頑張ってる人を否定したい訳じゃない。
そのために努力してる人を私はとても尊敬する。

私は私なりにぐるぐるぐるぐる歩いて来て、もしかすると人に比べたら随分亀のような歩みだったのかも知れないけれど、【自分】でいるという唯一無二の価値観と感覚を見つけた。(のかもしれない。)

なので強いて言えば、私の【夢】は【自分で在り続けること】なのだと思う。

そんな訳なので、具体的に何するの?と聞かれると、さぁ?って感じ。
いや、思い浮かぶイメージはあるんだけど言葉にするとありきたりになっちゃう気がする。

なんというのか、まだ受精したてで何がどうなってるのかよくわからないけど、確かにそこに命が存在してる。

そんな感じ⁉︎笑

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